ライフイズグッドな日々

カナダの山奥で暮らしながらApple製品や生活のこと、趣味、ニュースやネット、ノマド的な情報などなんでも書いてます。

サーモンの遡上

      2015/11/21

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(c)kluane

遥か3000kmの長い旅も今終わろうとしています。

 

こんにちは、 くるーあんです。

 

我が里クリアーウォーターはサーモンの故郷でもあります。毎年8月下旬から10月までの間に約4種類のサーモンが太平洋から長旅をしてここ彼らの故郷へと帰っています。

 

 母川回帰

 

まだまだ科学では解明されていない鮭の母川回帰の謎。磁場の影響だったり母川の匂いだったりホルモンの分泌だったりと色んなことが言われていますがあくまで推測の領域をでていないと言えそうです。

 

生まれてから成長の為に餌と豊富な栄養を求めて海へと旅に出るサーモンは川を下る過程の中で生まれ故郷の匂いを記憶しいつか帰る時の指針にしていると考えれている。

 

これを母川記銘といいます。

 

それでもいくら記憶したとはいえ大海の中でどのように母川を探し出し、そのことを何年間も記憶し続けていることにも謎だらけなようです。

 

本当にここで一生を終えるサーモン達を見ていると何故?どうやって?ここに帰ってこられたのか聞いてみたい衝動にかられます。

 

 誰が帰郷するの?

 

さて、我が里にはナント、4種類ものサーモン達が帰郷してきます。

 

そのトップバッターはChinook Salmon。日本ではマスノスケ、またはキングサーモンと呼ばれていますね。8月下旬ごろからあのTVなどで有名な鮭の滝越えジャンプがみられます。4回の越冬を太平洋で過ごした後にここへ戻ってくるそうです。

 

そして次にPink Salmon。カラフトマスとも言います。比較的小柄な彼らはそれもそのはず。2年で戻ってくるそうです。しかし母川回帰本能は他のサーモンと比べるとそこまで強くなく迷った挙句違う河川で生涯を終える者も多いとか。それでも毎年ここにも戻ってきていますね。っていうか、間違えるとかあることにビックリ!

 

3番目はCoho Salmon。所謂ギンザケです。こちらは逆に孵化の後1、2年間を淡水で育ちその後海洋へ出るらしいです。そして2年間を太平洋で過ごしまた帰ってきます。

 

最後はもっともインパクトのあるSockeye Salmon。所謂ベニザケです。産卵期に入ると頭は緑色、全身は真っ赤に染めるベニザケです。毎年9月の下旬くらいまでに帰ってきます。そして母川回帰機能のもっとも強いサーモンで本人が生まれた川の生まれた支流、場所まで突き止めて帰ってくるという。ただ不思議なことに海洋へ出ずにそのまま河川に残るものも多いという。これがヒメマスと呼ばれる。産卵期には真っ赤な海洋型に紛れて河川で待ちかまえていた銀色のヒメマスとの雄同士の雌をめぐる闘いを見ることもできる。

 

 食物連鎖

 

この北国の山間部の小さな支流で生まれたサーモンが実は山から海へと続く大自然の生態系に大きな役割を果たしています。栄養のあまりない小さな河川で生まれたサーモンは川を下り海へ出て沢山の栄養を獲りまた帰ってきます。そうその栄養で満たされた産卵期のサーモンこそこれから生まれてくる稚魚の栄養素となり、または山で暮らす鳥や動物たち、クマや私たち人間の栄養素ともなるんですね。

 

まだまだ謎に包まれたサーモンの遡上能力ですが、こうして眺めていると本当に自分も生かされてるんだなあ、と感じ自然の理に感謝です。

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